<デザインマネージャー>
・ライセンス:二級建築士、福祉住環境コーディネーター2級
・イタリア名:Paola(パオラ)
・好きな言葉:感動
・好きな食べ物:アーモンドチョコレート
経歴
ミラノのデザイン学校IDIでインテリアデザインを学ぶ。その後、ミラノのデザイン事務所に勤務。 イタリア滞在中に、イタリアに精通し、女性の感性を活かしたドムスデザインに共感し、入社を決める。
◊女性の感性を生かした建築デザインを行う
ドムスデザインの”環境で人を幸せにする”というコンセプトを形にすること。それが、私の目標です。
イタリアで得た感性と知識で、単にかっこいいデザインではなく、住まい手や利用者のためのデザインをしたいと思っています。
ドムスデザインに入社したのも、”使う人や訪れる人の視線”を大切にした”おもてなしの精神”がデザインに活かされていることに衝撃を受けたからでした。
女性の感性を建築デザインに活かそうとする想いにはとても共感しました。
入社後3年目に私がデザインを担当したマンションで、そこにお住まいになった方から「ここで暮らせて本当によかった。この経験は人生の財産になりました」とおっしゃっていただけたことがあります。
これからもそのようなお言葉をいただけるよう、自分らしいデザインを追求しながら、ドムスデザインが掲げるコンセプトを表現していこうと思っています。
マンション空室対策 女性入居者の心をつかむ その2.ときめきを演出する
今の時代、賃貸マンション選びもまずスマホですね。お部屋探しのためのアプリも充実しています。CHINTAIスマートフォンアプリですから
写真映えすることも女性入居者の心をつかむ上で外せないポイントです。
マンションの外観、エントランス、部屋が写真映え、インスタ映えすればスマホのアプリで情報が拡散し未来の入居者候補を増やすことが可能です。
現地に行く前に、いかに「ここに住みたい!」と女性のこころを掴めるか。マンション空室対策 女性入居者の心をつかむNO.2ではときめきを演出するをテーマにして、
座談会から見えた女性入居者たちのニーズにどのように応えていくか事例をご覧いただきながらお届けいたします。
ときめきの演出を最初から考えてつくった賃貸マンションがあります。写真映えするどころか、何とこのマンションで結婚記念の撮影が行われるほどです。
写真映えを気にしてデザインしたわけではないのですが、20~50代の女性(20名くらい)を集めて「どんな賃貸マンションに住みたいか」と題した座談会で出た意見をもとにデザインに落とし込んだ結果、写真映えする空間ができあがりました。
デザインする上で最も大切にしたのは、入居者が疲れて帰ってきて、エントランスに入るところから自分の部屋に着くまでにどうのように気持ちをシフトさせるかという点でした。
途中途中にときめきの演出(リラックスの演出とも呼べる)を散りばめたのです。
事例写真を見ながらポイントをご紹介します。
① ファサード(顔)
植栽と照明で安心感をを演出します。
小さなホテルのようなエントランスはステンドグラス越しに感じる温かい光が入居者をほっとさせてくれます。
このステンドグラスの裏側は実は自転車置き場です。部屋に見立てて、入居者や道行く人をほっとさせる演出をしています。
② アプローチ
トンネルのような路地を歩きながら、段々とリラックスしていきます。
ここはあえて照明を落としてめにすることで、アイアンの扉ごしに正面に見えてくるエントランスを魅力的に見せています。
③ エントランスホール~廊下
静かに流れる壁泉の水音を聞きながら、フットライトに導かれて廊下へ進みます。
照明の効果も女性入居者のこころをつかむ上で大切です。
どちらかと言えば女性はぎんぎんに明るい空間よりキャンドルや床に近い照明(暖色系)などリラックス効果が高い光を好みます。
リラックスするなら足元に!照明はヒトの心理をコントロールする
④ 玄関
ドアを開けて出迎えてくれるのは手づくりタイル。
オリジナルの手づくりをたった一つ入れることで、温かみを感じる玄関になります。
こういう演出は他の賃貸マンションではまず見ないこともあり、見学に来た方には最高のサプライズになります。
外観~共用部だけでもこんな演出があると女性入居者のこころをつかめます。
これだけの魅力をつくっておけば、もう他の賃貸マンションには住めません。
実際にこのマンションの入居者Aさんは勤務先が遠くなったにも係らず、引っ越さず住み続けています。
女性入居者のこころがときめくサプライズポイントをつくっておくことで、マンションの価値は上がり
結果、満室経営になります。
部屋の中はシンプルでも、入居者の満足度は上がります。
マンション空室対策 女性入居者の心をつかむNO.2ではときめきを演出する方法とその効果についてお届けしました。
新築のときは比較的簡単に満室になっても、個性のないマンションは時間の経過と共に価値は薄れていくばかりです。
新築時、もしくは改修のタイミングで女性入居者の心をつかむ、ときめきの演出をするのは空室対策として効果的でしょう。
満室経営の賃貸マンションをつくるなら→ドムスデザインのマンションデザインのつくり方をご覧ください。