国土交通省のデータによると平成28年度のマンションストック戸数は633万戸。
人口が減少して若者が減る一方で一度造られたマンションはそう簡単に無くならない。
新築や人気のあるマンションには住人が集まり、古くなったり駅から遠いマンションは 空室が目立つようになります。
大変ですね~
そしてその差は今後ますます広がっていくことでしょう。
今、満室経営だからといって油断してはいけません。
なぜなら新築なら比較的満室経営は可能です。
しかし、勝負なのは10年経ってからです。
10年も経つと魅力の無いマンションは空室が目立ってきます。
本当の勝負はそこからなんですね。
入居者がここに住んでよかったと思えるマンションかどうか・・・。
10年経っても満室経営するにはどうしたら良いでしょう。
その秘訣は何でしょう。
ポイントは普段見たくない、行きたくない場所にあります。
それはどこかというと ゴミ置場です。
ゴミ置場を特別に素敵にする事です。
ゴミ置場は行きたくないですよ。
臭いし、汚いものを見るから・・。
でもこういう場所が美しいとなんて大家さんて素敵な人なんだろう!って思うものです。
そうそうきれいな洋服を纏っている人でも下着が古い、汚いとがっかりですよね。
反対に下着に凝っている人って洋服がシンプルでもなんか素敵だなって、その人となりが感じられるものです。
マンションも同じです。
いくら改装してきれいにペンキを塗ってもゴミ置場が汚い、臭いでは、朝にゴミ捨てに寄ろうものなら会社に行く顔がへの字になります。
どんなに綺麗な女性でもブス顔になります。
電車に乗って素敵な男性が隣にいても声もかけられないでしょう。
そして会社に行っても機嫌が悪いのかと思われ、モテない女子になってしまうのです。
こんなマンションに住む住人はかわいそう!そのものです。
でもゴミ置場が美しいと朝、ゴミ捨てに立ち寄っても気分は爽快。
すがすがしい顔で電車に乗ります。
隣の素敵な男性から声をかけられ、会社に行くとモテモテの女子に。
そう幸せオーラ輝く住人になるのです!
マンションは住む人を幸せにするものでなくてはなりません。
弊社のデザインした世田谷区の賃貸マンション La Bella Vita のゴミ置場は頬をスリスリしたくなるほど美しいのです。
築10年経ちますがどのようにして美しい状態を保っているかというと、ゴミ置場の部屋の中にステンレスでゴミを入れる棚を全住戸分つくりました。
自分のゴミを入れる場所がキチンとわかるため住人は綺麗にゴミを入れてくれます。
そしてステンレスなので掃除が楽です。
床と壁は洗いやすいタイルで臭いも気にならない様に。
こうして美しいゴミ置場は住人の心をつくり、マンションの共用部分も常に美しくしておこうという気持ちが芽生え、今でも美しいマンションとして満室経営をされています。
この中庭から美しいゴミ置場に繋がっている
世田谷区 La Bella Vita