宮城県女川町にスイミーイン女川が誕生。
5つの地元企業が物語のスイミーのように力を合わせ、復興に導く礎としてホテルを作りました。
本館外観
木質とコンクリート打ち放しのコンビネーションのデザインで、モダンと温かみを演出。外階段をレッドにしてアクセントを。
1階がフロント、食堂、大浴場、2階が宿泊室になっていて、2階から海が見えます。
中庭を囲んで、女川名物にちなんだ海産物の名前を付けた4つの宿泊棟。秋刀魚、昆布、銀鮭、帆立。それぞれに個性のあるインテリアにしました。
フロント
温かみのある木調の床と女川のアーティストが描いたアートが出迎えます。
食堂1
開放感のある空間に見せるように、中央の壁面をあえて柱と筋交いあらわしにしました。大人数に対応できるようなテーブルと椅子の組み合わせ。デザインを一つにせず、お気に入りの椅子が選べるように多種多様なデザインにしました。
食堂2
壁に女川出身のアーティストが直接絵を描きダイナミックさを演出。木陰で食事しているような雰囲気に。
食堂3
カウンターコーナーは外が見える様な窓辺の演出とともに家具をセレクト。窓のない壁にはアートをほどこして楽しさを演出。
ロビー1
床を貼り分け、家具を敢えて揃えず入口に近い方から奥に向かって落ち着ける場づくりをしました。
お気に入りの椅子を見つけて座っていただけるように工夫しました。
ロビー2
木調の床にモスグリーンとピンクを合わせて、ランダムな配色に。大き目のアームソファはまるで本革のようですが、メンテしやすい合成皮革です。
畳の部屋があるコンビネーションダブルルーム。
畳はあえてい草色でなく、海と光を表現したブルーとシルバーでモダンにコーディネート。
ツインルーム
床は落ち着いたグレイッシュなタイルカーペットに。ラベンダー色のアクセント壁紙で良質な睡眠を誘う部屋。
バンクルーム1
12人宿泊できる部屋。
下段は、カプセルホテルの部屋のように仕切られていて、プライベート感があります。それぞれにカーテンもつけて、家族でも仲間同士でも利用できる楽しい部屋。
バンクルーム2
両サイドベッドの中央には大きなちゃぶ台を置き、コミュニケーションが取れるスタイルに。
楽しい合宿が目に浮かぶような部屋になりました。
スタンダードダブルルーム
黄色のアクセント壁紙とオレンジの椅子がポイント。気持ちが明るくなるポジティブ部屋。
大浴場
石のようなタイルとヒノキ調のパネルをほどこし、リラックスして入れるように。
ステンレスの掃除しやすく清潔な湯舟。
施工年 | 2023年 |
種別 | 宿泊施設 |
業務内容 | 新築 内外装デザイン |
所在地 | 宮城県女川町 |
URL | https://swimmy-onagawa.com/ |