こんにちは。ドムスデザインの齊藤千尋(さいとうちひろ)です。
ドムスデザインで賃貸マンションのデザイン企画に携わるようになって早10年が経ちます。
イタリアのミラノで5年間インテリアデザインを学び、現地のデザイン設計事務所で働いた後ドムスデザインに入社しました。
イタリアでは実際に住んだマンションを含め、何件もの賃貸マンションを見てきました。
イタリアでの生活を通して学んだことは、住まい=暮らしを楽しむ舞台だということです。
大家さんの考え方にもよりますが、賃貸なのに入居者は好きな色で壁を塗り替えたり、
アートやミラーを掛けたり自分好みにアレンジして、とにかく生活を楽しみます。
帰国後、日本の賃貸マンションに住んでみて驚いたこと。
どの部屋も白系の壁紙で、キズをつけないよう注意があったため、壁にアートを掛けることもありませんでした。
「賃貸マンションなのだから仕方ありません」というメッセージを感じます。
こんなにも差があるものかとがっかりしたことを覚えています。
限られた時間だけ住む賃貸マンションだからこそ、暮らしの楽しさや心地良さが大切であるように感じます。
過去にドムスデザインでは職業も住んでいる街も異なる20~50代の女性(20名くらい)を集めて「どんな賃貸マンションに住みたいか」と題して座談会を数回しました。
座談会を通して、女性入居者が求めているものが見えてきます。
座談会で話し合った内容はこちら。
Q.1好みの外観
Q.2周囲の環境で大切に思うこと
Q.3リラックスする色、光、音、匂い、感触
Q.4ストレスを感じる色、光、音、匂い、感触
Q.5トイレでの過ごし方
Q.6帰宅して寛ぐのはどんなときか
Q.7住まいにあったらいいなと思うもの
Q.8住まいにいらないもの
Q.9家の中のお気に入りの場所
Q.10家の中のお気に入りの過ごし方
Q.11収納への満足度
Q.12デザイン性と掃除のしやすさどちらが重要か
Q.13理想の賃貸マンションとは
座談会を通して女性たちが住まいに対して本当に求めているもの(ニーズ)が見えてきます。
座談会で出た意見をベースにドムスデザインが企画した賃貸マンションがあります。
その名も「女性が元気になるマンション」
外観、エントランス、階段、廊下、もちろん部屋の中にも
五感を通して自然と元気になれる仕掛けがたくさん盛り込まれています。
今日はエントランスホールをご紹介します。
元気が出る仕掛け
1,女性元気が元気になる色として人気が高かったオレンジ系の塗り壁(色・塗り壁の温かみ)
2,トップライトから降り注ぐ自然光(光)
3,レモン、ジャスミン、ローズマリーなどリラックス効果のある植物(香り)
4,壁泉から流れる水音(音)
5,暖色系の抽象アート(色)
1~5が一体となって雰囲気ができあがります。
このように女性の声を取り入れて誕生した「女性が元気になるマンション」ですが、なんと一番最初に入居を申し込んだのは男性でした!
細かいことにも気がついてしまう女性のニーズに応えることは、男性にも喜んでいただけることが分かります。
まとめ
女性が賃貸マンションに求める本当のニーズを知り、ニーズに応える工夫を盛り込むことは満室経営への近道ではないでしょうか。
確かに1つの賃貸マンションをつくるために、座談会を企画するのは時間も労力もかかるため大変かもしれません。
そこで、マンション空室対策 女性入居者の心をつかむ。では座談会から見えた女性入居者たちのニーズに、どのように応えていくか事例をご覧いただきながらお届けいたします。
空室対策、満室経営のヒントになりましたら幸いです。
満室経営の賃貸マンションをつくるなら→ドムスデザインの マンションデザインのつくり方 をご覧ください。