こんにちは。戸倉です。
今日は普通のマンションを高級マンションに見せるマンションテクニックについてお伝えしたいと思います。
高級な料亭と安い居酒屋の違いはわかりますか?
それはアプローチにあります。
大事なことはまた触れますが
空室になりやすいマンションはすぐにわかります。
外から見ただけでわかります。
エントランスまでの動線に自転車がはみ出している。
植栽が枯れている。枯れても新しく植物を植えることをせずに土だけが見える!!!
ゴミ置き場が汚い。
エントランスのポストからチラシがはみ出している。床に落ちたチラシがそのまま放置。
掲示板に張られているインフォメーションの角が破れている・・・。
はい。どうでしょう・・。
内覧に来た人もそこで全てを感じてしまいます。
中を見なくても入居する気になれませんね。
この外からエントランスを通り玄関に入るまでをアプローチと称します。
ここでトキメキを与えることはとても重要です。
高級な料亭はアプローチが魅力。
暖簾をくぐってから歩くその脇に水のせせらぎ、さわさわとした植物、そしてランタンなどの照明。
すべてにストーリーがあります。
安くて回転率を高める飲食の商売はアプローチがありません。
道路からすぐ店です。一歩でお店に入れます。
あなたのマンションは高級料亭型? 低料金居酒屋型? どちらでしょうか?
周辺より賃料を上げ長く満室経営をするには高級料亭のような長いアプローチを造ることをお勧めします。
アプローチが深いほど建物にそうお金をかけなくても高級そうに見えます。
さてしかし東京の土地は小さいしそこに賃貸の容積率を取らなくてはならないとなるとどうやって
アプローチを深するの? という疑問が出ますよね。
コツをお教えしましょう。
アプローチは単に外部だけでなくエントランスまでの動線なので外だけで完結しようとしなくて良いのです。
1階にポストコーナーや駐輪場やゴミ置き場などマンションに必要なものってありますよね。
それを単体で置くのでなくてアプローチの中に配置します。
つまり一本の路地を歩く中にお店があってそのお店がゴミ置き場だったり駐輪場だったり、ポストコーナーだったり・・。
例えるならそういうことです。
もしお悩みのマンションがありましたら図面をお持ちいただければアドバイスをさせていただきます。
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