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マンション空室対策 大家さん10の心得 番外編

今日は番外編で人が健康で幸せに生きるには環境が大切である。

というお話をしたいと思います。

賃貸マンションといえども住む人は何年、何十年と住まわれます。
いわば人生をつくる舞台です。

あなたはどんな舞台をつくりたいですか?

賃貸の入居者さんも同じこと。
自分の住む家で元気になったり病気になったりするわけです。

住まいの環境は点滴のようなもの。
悪い点滴を受けつづけると病気になります。
ミネラルやビタミンがたっぷりの良い点滴を受け続けると元気になりますね。
環境も同じなんです。

陽の入らない暗い部屋はカビが生えやすく呼吸器疾患の原因になります。
そして現代に急増しているうつ病の引き金にもなります。
カーテンを閉め切ったままの部屋にいると時間の感覚がなくなります。
昼までも眠くなり寝てしまいます。
そうすると夜寝られなくなり、起きていてしまい朝方眠る。
暗い部屋にいると昼夜逆転してしまいうつや引きこもりを引き寄せます。

太陽の光

人間の体内時計をリセットし、ドーパミンを出してやる気を起こさせてくれるのです。
設計の基本的を考えるときに、太陽の光の入ることはとても重要です。

次に換気です

換気のよくない所にいると気管支炎など呼吸器に疾患をもたらします。

よどんだ空気を吸うことになるのと同時に気の流れがよくないと運気も下がります。

そのような部屋にて何年も過ごすことは人生を上昇気流に乗せることが難しくなります。

谷のように周りに囲まれた部屋で空気の流れない環境は避けるべきです。

《事例紹介》

換気と太陽の光が良く入るマンション。私はよく中庭をつくります。
中庭には建物の中央に太陽が入り、風が通ります。
時には中庭でホームパーティも可能です。
こうすることで家の血の巡りがよくなり臓器(各部屋)に栄養(太陽)が行き渡り健康になれるのです。

看護の母であるナイチンゲールが看護覚書の中で記述している、病気にならない5つのポイントがあります。

一つ目 陽光
二つ目 新鮮な空気
三つ目 暖かさ
四つ目 清潔さ
五つ目 静かさ

このポイントは今でも変わることなく人間が健康にすまうための環境づくりのポイントなのです。

是非今一度環境を見直してみてください。
これから大切なのは予防医療。
病気になってからではなくて病気にならない身体をつくる。
そのために住まいの環境づくりが大切です。

賃貸のオーナーさんでも入居者さんに健康になる家を提供する
そんな気持ちがあるかないかで造り方が全く変わってきます。

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